管理人の独り言 le monologue

沖縄からのポストカード

思いもかけず、綺麗なポストカードが届きました。

沖縄の絵葉書

綺麗だけど春っぽいなぁと思ったら、沖縄からの便り、なるほど沖縄なら今の季節でもこんな感じなのかもしれません。 送ってくれたのは、2006年に写真のグループ展を開催してくれた作家さんのひとり。その後、ギャラリーの企画展に何回か顔をだしてくれましたが、沖縄出身の作家さんだったので、随分前に地元に帰られてからは、年賀状だけのお付き合いになっていました。

今は発表するような写真は撮っていないけれど、久しぶりに撮ったら気に入ったのでポストカードにして、私に送ってくれたようです。
こういうのすごく嬉しい。だって2006年といったら17年前、その時だけの作家とギャラリーの関係だけのはずなのに、これからまた写真撮ったりしたいと、わざわざ素敵なポストカード(もちろんご本人撮影)で報告してくれたのです。なんだかじーんときちゃいました。

ギャラリーを借りてくれる作家さんには、状況と人をみながら、なるべくサポートするようにしています。それはもしかするとリスクもあるかもしれないけれど、それ以上に自分の学びも大きいし、人の役に立てることが嬉しかったりします。なによりも、ただスペースを貸すだけよりも、そのほうが面白い。
いただいたポストカードは、冬をへて東京にも春が確実にくるんだという楽しみと、自分がやってきたことが間違っていなかったという安堵と嬉しさを運んできてくれました。大事にしようと思います。


その鬼展

今週の展示は「下條祐美個展「その鬼ら、宵の灯火に集う」」です。鬼をテーマにした写真展。妖しく、りりしく、そして美しい写真たち。写真そのものだけでなく、メイクやヘアーや衣装もじっくりみると2倍楽しい写真展です。是非お越しください。入場料500円。5日まで。